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2024/11/07

スタッフブログ

暮らしていく中で遭遇すること

こんにちは。新築工事を担当しております工務部の髙﨑です。

出来上がった設計図をもとに、業者の段取り・竣工・引渡し・アフターメンテナンスという業務を行っております。
お引渡し時に住宅設備については一通りご説明していますが、それだけで30分程度かかるので、家に付随する内容については時間の都合上なかなかお伝えできていません。

例えば家とゴキブリとの関係。
ほとんどの人が嫌いな虫なので、家の中にいてほしくないものです。
ただ、生態系としては、朽木や落ち葉、昆虫の死骸や動物のフンなどを食して分解することで地球に貢献している虫でもあります。

なぜ嫌われているかというと“見た目”と“動き”、このあたりが理由だと推測されます。
これだけで嫌いと決めつけてしまうのは良くない。
要は家の中にいないようにしたら良いのです。

ゴキブリが好むのは、湿気のある所・温かい所・日の当たらない物陰・餌のある所。この条件をなくしていくと、近寄ってくる可能性が少なくなってきます。
お風呂の排水口等にたまる石鹸カスも好んで食べるので、水回りのお手入れが大事になってきます。

逆に嫌いなものには、柑橘系・ハーブの香りや塩があります。
20℃を超える温かい時期が活動時期なので、通り道になりそうな所や好む条件の所(キッチンや洗面所などの水回り部)にこれらを置いておくと、自然と寄り付きにくくなります。

また、“アシダカグモ”が天敵です。
見たことがある方もいると思いますが、大きな蜘蛛で動きが早いのが特徴です。
蚊やハエなども捕食するので、見た目とは裏腹に益虫と言われています。
人間には無害なので、家で見かけた時は、外に逃がしたり殺したりせず、そのままにするという選択肢も取り入れてみてください。

駆除剤としては、個人的にブラックキャップがおすすめです。
ゴキブリの共食いする性質を利用し、薬剤を食べて3時間位で効き始める速攻性と、巣に戻って体が麻痺してきた個体を仲間が食べることで連鎖的に巣を全滅させる性能があります。
その他にも昔ながらのホイホイや忌避剤、スプレータイプなど、状況に応じて使用していくと、いなくなる可能性は高くなります。

前述のとおり、地球にとっては悪い虫ではありませんので、各家庭でお家の中にいなくなる方法を模索していただけたらと思います。

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