D&H BLOG
2025/12/17
スタッフブログ
Tribal Rug Collection 無事終了しました
こんにちは。南区でカフェ「d&h_vita」を運営しています、vita事業部の神﨑です。
先日開催した “Tribal Rug Collection – POP UP STORE” は、おかげさまで大変ご好評のうちに幕を閉じました。
足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

初めてトライバルラグに触れる方からすでに愛用されている方まで、 たくさんの方がラグとの“出会い”を楽しんでくださっていました。
「同じものはひとつもない」という言葉そのままに、皆さんがじっくりと選び、最後に“これだ”と決める瞬間は、とても印象的でした。
■ Tribal rug(トライバル ラグ)とは?
“Tribal”とは “部族の・民族的な” を意味します。
イランやアフガニスタンなどの遊牧民が、家族のために、一枚一枚手織りで織られたラグのことです。
柄や色には、生活文化、家族への願い、自然への敬意──そんなさまざまな思いが込められています。
見た目の美しさだけでなく、背景にある時間、暮らし、祈り。それも含めて「作品」です。

■ ウールなのに──“季節を問わず心地いい”
「ラグって冬のものですよね?」そんな声を期間中に聞かれました。
トライバルラグに使われている羊毛は、湿度と温度を自然に調整してくれるため、季節を問わず一年中快適に使えるのも特徴です。
夏はさらりと快適に、冬はあたたかく。
つまり、オールシーズン使えるラグです。
今回並んだラグの多くは、50年〜100年前のヴィンテージラグです。
驚くほど色鮮やかなのは、植物染料によるものです。
化学染料では出せない深み、変化、そして何年使っても色落ちしはしません。
むしろ、使い込むほど艶と馴染みが生まれ、持ち主とともに“暮らしを豊かに”していく。
それがトライバル ラグの魅力です。
ラグの背景や織り手の文化、柄の意味を丁寧に伝えてくれた tribe 榊さん。
榊さんが話すラグ説明はどの説明よりもお客様の心にまっすぐ届き、模様が単なるデザインではなく、願いや歴史だと知った瞬間、ラグを見る目も選ぶ時間も、どこか特別なものに変わっていったように感じます。

今回のPOP UPで、多くの方が「敷くもの」ではなく、「暮らしの相棒」としてのラグを選んでくださったことが、何より嬉しいことでした。
ご来場いただいた皆さま、興味を持ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また来年d&h_vitaで“出会える場”をつくれたらと思っています。
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