D&H BLOG
2023/05/16
理想の家の作り方
意外と見落としがち?家に住み始めてから発生する維持費について
戸建て住宅購入後に必要な維持費は、主に「税金」「各種保険」「家の修繕費」「光熱費」の4つに分けられます。
できるだけ維持費は抑えたいところですが、税金や保険料などの固定費は抑えようにも限界があります。
そこで注目したいのが「家の修繕費」です。

戸建て住宅の修繕費は、所有期間や住宅の大きさ、品質、地域の気候条件等によって異なりますが、30年間で約600~800万円程度かかると言われています。
新築なら、建築後数年間は修繕費用は発生しないケースがほとんどですが、やはり築10年を過ぎたころから徐々に修繕が必要になっていきます。
仮に戸建て住宅を30年間所有する前提で修繕費を800万円として計算すると、【1ヶ月に22,000円】が必要です。
この「家の修繕費」を抑えることができれば、年間の維持費削減が可能になります。
定期的なメンテナンスを行う
住宅は見えない部分も含めて日々絶えず変化し、劣化します。
屋根・外壁・床・配管など、様々な要素が経年劣化や自然災害の影響を受ける可能性があります。
それらを定期的に点検&必要に応じた修繕を行うことにより、その影響を最小限に抑えることができます
屋根・外壁(2階より上の部分)
下から見えない・見えにくいので傷みの程度が分かりにくい箇所ですが、家の性能や美観を左右するため、確実にメンテナンスを行いたい場所と言えます。
近年は太陽光パネルも設置されていることも多いですね。
「まだ大丈夫だろう」「お金を使いたくない」などの理由でメンテナンスを後回しにすると、後々修繕する範囲が大きくなって余計な出費につながる可能性があります。
床下・屋根裏
木造住宅は、床下の点検が大切です。腐食やシロアリ被害の多くが、地面に近い床下部分から発生します。
その最大の原因は湿気です。湿気が多くなる原因として、屋根の雨漏りや外壁の亀裂からの雨の侵入、水道管や排水管からの漏水があげられます。
内部配管・電気設備
これも外からは見えない部分ですが、点検・クリーニングを忘れてはいけません。
劣化した配管や破損した部品からの水漏れにより、床や壁の損傷・腐食・カビの発生といった建物自体のダメージにつながる可能性があります。
いかがでしたか?
D&Hでは、住んだあとも永く快適な暮らしを送っていただくため、十分なサポート体制を準備しています。
見落としがちな修繕維持費を抑えるためのメンテナンスの考え方や、住宅購入後の予算計画に維持費を適切に組み込むことなど、お家の引き渡し後の暮らしについても一緒に考え、ご家族にとって最適な家づくりをサポートさせていただきます。
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